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Protel P-CAD OrCAD PADS などの懐古録 Archive

ドングルはありますか? Altium Designer のコピープロテクト

ソフトウェアの売り手側にとってコピープロテクトは必要不可欠なものですが、ソフトウェアの使い勝手に大きく影響し、時にはユーザの皆様にご迷惑をおかけすることもあります。

Windows 版の CAD が普及し始めたころは、このコピープロテクトの手段は、ドングルと呼ばれるハードウェアキーが主流でした。このため今でも時々、Altium Designer にはドングルがありますか?というy問合せをいただくことがあります。もちらん今の Altium Designer にはドングルはありませんのでそのようにお答えするわけですが、このあたりで一度 Protel / Altium Designer のコピープロテクトの手段の変遷を振り返ってみたいと思います。

Adovanced Schematic / PCB 1.x 以前
パラレルポートに装着するタイプのドングルによってコピープロテクトされていた。当時のPC-9801 シリーズに対してはプログラム自体の互換性はあったが、ドングルが接続できなかったのでそのままでは使えなかった。

Adovanced Schematic / PCB 2.x から Protel 98 まで
コピープロテクト自体が廃止されドングルも無くなった。 アクセスコードさえ正しく入力すれば、プログラムを使用することができ、大変使い勝手がよくなった。また今まで、ドングルによって互換性が損なわれていた PC-9801 シリーズでも使用できるようになった。そしてアルティウム(プロテル)は以下のようなシールを作って、コピープロテクトの廃止を大々的に宣伝した。このころからプロテルの快進撃が始まった。

go_keyless.png

Protel 99、Protel 99 SE
Protel 98 と同様、アクセスコードの入力だけで使用できたが、ネットワークがサポートされ、契約数以上のライセンスが稼動していないかどうか、チェックされるようになった。Protel 99 のプログラム自体はフローティング仕様で作られていた。もちろんドングルによるコピープロテクトは行われていない。

Protel DXP から Altium Desigmer Winter 09 まで
インターネット経由でのライセンス認証システムが導入された。Altium Designer がインストールされたPC の、ハードウェアコンフィギュレーションを検出してキーファイルを発行することにより、特定のPCでしか動かないように制限がかけられた。スタンドアロンとフロ^ティングの 2種類のライセンすタイプが用意された。

Summer 09 以降
Protel DXP 以降の認証システムに改良が加えられた。ライセンスファイルの機種依存性は無くなりライセンスの可搬性が向上した。また、インターネット経由で常時ライセンスの配信を受ける、オンデマンドライセンスが新に追加された。

以上のように振り返ってみると、ライセンス管理システムがメジャーアップグレードのたびに改良され、現在では非常に使い勝手の良いものに進化しています。ただ、ライセンス認証が必要になり、インストール後にすこしややこしい手続きが必要になりました。また新しいライセンス認証システムはインターネット環境に依存した作りになっていますので、インターネットに接続されていない環境では、裏技的な手続きが要求されます。 

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